お薦めしてもらった小説を読む

4月頭に、Facebookで、クラシコムの青木さんが佐藤正午さんの「月の満ち欠け」という本を絶賛していたのを見つけました。

尊敬している人が読む本はたぶん間違いないと思い、Kindle化されていて、かつ、マスターピースだと(青木さんが)言う「鳩の撃退法」という本を手始めに買ってみて、やっと昨日読み終えました。

読むタイミングは、電車通勤の行き帰りの各20分間。たまに寝たりしているので、思いの外時間がかかってしまいました。紙に換算すると、上下巻合わせて619ページ。思っていた以上に長いですが、それでも長いと感じさせない書き味でした。

 

かつての売れっ子小説家の主人公・津田伸一の日常と、彼が書いている小説が同時進行で進んでいく小説。タイトルの「鳩」が一体何を指し示しているのか、ラストに向かうにつれてじわじわと判明していくというストーリーです。

最後に向かうにつれて、いろいろこんがらがっていたパズルがどんどんパチパチはまっていく感じ、これまで読んだことのある小説とは全然違って、はじめての展開でした。

飽きそうになると、あのときチラッと出ていたあの人の伏線か…?なんて勘ぐったりして。想像しながら読み進めていくのが面白かったなぁ。もう終わってしまうのか…、まだ終わらないでくれ!と、何度思ったことか。

これを期に、これまで読もう読もうと思って読んでこなかった作家さんの小説を読んでみようと思い、まず手始めに恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を買ってみました。

蜜蜂と遠雷
¥ 1,944

 

小説は、直接自分を助けてくれるわけではないのだけど、自分のそばで支えてくれるというか、こういう人も世の中にいてこういうことを考えているのだなということを教えてくれる先輩のような存在

人の感情の揺れ動きについての表現が多い(作家さんが好きな)ので、「もし自分だったらどう思うだろう?」と想像してみて、自分がまだ経験したことのない、いろんな世界を知れるところが好きだなぁ。

 

それでは、また明日。僕のツイッターアカウントは @yriica です。フォローをよろしくお願いします!


P.S. そういえば、先日青木さんとご飯に行ったとき、西加奈子さんの「サラバ!」と中村則仁さんの「教団X」をお薦めしてもらったので、読んでみようと思っています。(ただ、Kindle化されていないんだよなぁ…)

ちなみに、「蜜蜂と遠雷」を読み終えたら、次は塩田武士さんの「罪の声」、森絵都さんの「みかづき」、上橋菜穂子さんの「鹿の王」あたりを読んでみるつもりです。

Taichi Hirano