近江に根を張る“たねや”に感動した話

そういえば先週末、滋賀県の近江八幡にある「ラ・コリーナ」というところに行ってきました。

場所はここ(↓)。JR近江八幡駅から、バスで20分ほど。

 

今回の訪問は、CAKE.TOKYOで7月あたりに「たねや」を取材するため、広報の方と打合せをするのと、実際に行ってみて肌で感じてくることが目的でした。

中に入ると、「たねや」と「クラブハリエ」のお店が入っています。

たねやグループ「クラブハリエ」のバームクーヘン。2階のカフェでは、焼きたてのバームクーヘンを食べることができます

たねやグループ「クラブハリエ」のバームクーヘン。2階のカフェでは、焼きたてのバームクーヘンを食べることができます

たねやグループ「たねや」の“全商品”が販売されています

たねやグループ「たねや」の“全商品”が販売されています

2015年に「ラ・コリーナ」をオープンしたと同時に、たねやの本社もこちらに移動。オフィスを案内してもらったのですが、ここはクリエイティブの会社なのか?というぐらいに開放感にあふれていて、まるでコワーキングスペースのようでした。ラ・コリーナを設計した建築家は、藤森照信さん。

この社屋がオフィス!

この社屋がオフィス!

さらに奥には棚田があり(↓)、社屋の目の前の田んぼ(↑)には、今度みんなで田植えをするのだそう。「自分たちのものは自分たちでつくりますから」と言っていたことばがすごくかっこよかったです。

ちなみに、パッケージもインハウスでおこなっているのだそう。商品開発から装いまですべて自社で一貫してできるのは、すごい強み。

「どうしてお菓子屋が森までつくるのか?」実際によく聞かれます。近道が商売の秘訣なのだとしたら、こんな回り道はあり得ないでしょう。それでも私たちはこの道を選びました。それは自分たちも「この自然の一部」として生きていることを誇りと思える仕事がしたいからです。
— La Colina 2014 vol.3 特集 : 水につながる暮らし

いろんな場所に手を伸ばすのではなく、地元に根ざしたお菓子屋でありたい。そんなふうに話してくださった広報の方も、地元出身者。スタッフのほとんどが滋賀出身者というから驚きです。

 

また、たねやでは、年に2回、↓ のような冊子「La Colina」を刊行していて、そのクオリティーがすごいのです! 写真家の川内倫子さんの写真をたっぷりと使った冊子は、写真と文章から、地域への取り組みの本気さを感じます。これが無料って、正直やばい。。

特集テーマは「近江八幡の火祭り」や「水につながる暮らし」、「葭(よし)の仕事」など。たねやと近江八幡と生活がリンクしていていて、これを読むと、近江の人たちの生活のこと、たねやのお菓子づくりへの姿勢がじんわりと理解できます。

お菓子づくりへのこだわりと同時に、たねやの地元への取り組みも、この特集でうまく引き出せるような記事にできればいいなと、今回の訪問を通して強く感じました。

 

最後に、今回の訪問で食べたおいしいお菓子たちを見ながら、明日へバトンタッチしたいと思います。

それでは、また明日。

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Taichi Hirano