Slideshareで見つけた「読みやすい・見やすいスライド」に共通する4つのポイント

この1週間、仕事の関係で Slideshare を見まくって「どんなスライドだと分かりやすい・見やすいと思ってもらえるのか」を調べていました。そこで感じたことは、そういうスライドって少ないな、ということです。

というのも、スライドはそもそも発表するための補足説明なので、Slideshare だけで見ると前後関係や文脈が分かりづらいからです。

いくら内容が良くても発表資料だけではよく分からないという状況は、「発表者(アップロードする人)」と「閲覧者(スライドを見る人)」の双方にとって、すごくもったいないことだと思います。

 

今回は、Slideshare にアップされている中から見つけた「これは 読みやすいな・見やすいな」と思うものを事例に出しながら、それらに共通するポイントについてまとめてみたいと思っています。かなり主観が入っているので、参考程度に見てもらえればと思います。


《 目次 》

  1. 伝えたいことに集中してもらうための気配りがある
  2. 「動き」を表現するときは、スライドを分けている
  3. ピクトグラムや画像を効果的に使っている
  4. 自分のことばで書いている

《 今回参考にしたスライド 》


1. 伝えたいことに集中してもらうための気配りがある

自分がつくったものは、相手に真意が伝わるように見てもらいたいもの。なので、スライドにはどのフォントを使うのか、どのくらいの文字の大きさにするのか、1枚のスライドにどのくらいの情報を入れるのかを考えて、見せることが大事です。

今回紹介したスライドに共通しているのは、「色の種類は2,3種類」「見出しと本文の文字の大きさに差をつける」「ゴシック体を使う」「スライド1枚の情報量を少なくする」など。

※スライドの作り方に関しては、「ビジネスマン必見!キレイな提案書を作るためのデザインの基礎知識」を見るとわかりやすいかもしれません

 

その中でも一番大事なことは、「スライド1枚の情報量を少なくする」です。それを体現しているのが、以下の 「人と向き合うプロトタイピング」のスライド。Slideshare ではパッパと次に進むことが簡単にできるので、ひとつにまとないといけない必要がない限り、2枚になっても全然いいと思います。

ちなみに、自分がよく使うゴシック体のフォントは、「Noto Sans CJK」です。これは、Google が Adobe と共同開発した無料かつオープンソースのフォントファミリーです。(CJK: 日本語・韓国語・中国語をまとめた呼び方) 遠くから見ても読みやすいフォントで、LightからBlackまでフォントの太さまで選べるパターンの多さから気に入って使っています。

詳しく知りたい方はこちら

 

2. 「動き」を表現するときは、スライドを分けている

Slideshare では、Keynote や PowerPoint のように動きを1枚のアニメーションで表現することができません。そのため、「動き」を表現する際には、動きの前後をスライドを分けて見せています。

 

3. ピクトグラムや画像を効果的に使っている

自分はよく文字を書くことをしていますが、百聞は一見に如かずで、どういう風に見えるのか画像やピクトグラムで見せたほうが、納得感が高まります。

ピクトグラムとは、伝えたい情報を伝えたり、注意を促すために示す視覚記号(サイン)のことです。

身近にあるものでわかりやすいのが、「非常口マーク」や「トイレのマーク」。シンプルだけど、言葉を必要としないデザインなので、誰でも同じように理解できることが特徴です。

オススメサイトは、「The Noun Project」や「iconmonstr」です。

4. 自分のことばで書いている

辞書やWikipediaの説明だけを引用してダラダラと書いているスライドをよく見かけたのですが、「つまり何なのか」だけを書けばいいのと思うことが多いです。言いたいことがたくさんあるので、書いておけばよいかもしれないと思っているのだと推測していますが、結局その部分ってほとんどの場合使うことはないし、見る人も覚えられません。

なので、自分が考えるその言葉の意味だけをシンプルに書いたら良いのだと思います。「桜新町の主婦が教えるGrowth Hack」では、『グロースハッカー』を【プロダクトやサービスのグロース(成長)を実現するために、開発段階、もしくはアイデアの段階からマーケティングのことまで考える人】と定義しています。自分のことばを使って短くまとめられていると、それだけで読みやすいスライドに変わります。

あとは個人的な主観ですが、書き言葉の「である」や「体言止め」よりも、話し言葉の「です」を使った方が、つくった人の想いが伝わり、より読みやすいものになる気がします。

 
 

以上です!

読みやすい・見やすいと思えるスライドをつくるためには、伝えたいことを全部書くことはできません。情報量を少なくする分、いろんなところを削る必要がありますが、上記を少しだけ気をつけるだけでも、読みやすい・見やすいスライドになるのではないかなと思っています。参考になればうれしいです!


《 参照スライド 》

Taichi Hirano